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当院における新型コロナウイルス感染症対策

外来診療部門での取り組み

来院された方全員の体温測定、マスク着用、手指消毒

玄関前の看板
当院では、2020年4月から外来受付の時間帯には職員が正面玄関入り口に常駐し、来院された方全員の体温測定とマスク着用を確認させていただくと共に、手指消毒を行った上で入館して頂くようにお願いをしています。
また、各科受付にも擦式アルコール消毒剤を設置し、受診や検査前後にも手指消毒が行えるようにしています。
総合受付・外来の感染対策
総合受付や各科受付のカウンター、中央処置室内の採血カウンターには、飛沫感染防止対策としてアクリル板を設置しています。
また、総合待合室や外来待合室の座席には、密にならないように1席ずつ開けて座って頂くよう表示を行うと共に、座席は午前・午後に消毒用クロスで清拭し、換気も定期的に行っています。
発熱外来
当院は、新型コロナウイルス感染症の患者さんの入院受け入れは行っていませんが、発熱外来を開設しています。発熱外来を受診される方々へのご案内は、正面玄関前に設置した大きな看板に分かりやすく表示しています。
発熱や咳、倦怠感などの症状がある患者さんは、まずは電話で受診相談をして頂き、職員が詳しい症状をお聞きした上で、来院して頂くようにしています。発熱外来は、通常の外来診療や救急対応との交差を避け、出来るだけスムーズに対応するために、午前・午後の決まった時間帯に来院して頂くようにお願いしています。患者さんが病院に到着されたら、自家用車で来院の場合は専用スペースに駐車、お車でない場合は専用の待合室にご案内し、そちらで待機して頂きます。その後、看護師が再度電話で詳しい症状をお聞きした上で、診察を行うようにしています。
発熱等で受診される患者様へ
対応する職員は、防護具の正しい着脱を訓練した上で、マスクやフェイスシールド、手袋、ガウンを装着して患者さんに接します。診察終了後の会計も、職員がお車まで出向き待機場所で済ませることで、一般診療の患者さんとの交叉を回避するように配慮しています。
救急患者の対応
救急で来院される患者さんの中には、発熱など新型コロナウイルス感染症と類似している症状の方もいらっしゃいます。患者さんやご家族から移動歴や濃厚接触歴などを確認しつつ、必要時は医師の診断のもとに新型コロナウイルス抗原検査を行い、速やかにトリアージが行えるようにしています。

入院病棟での取り組み

面会について
面会のお知らせ
オンライン面会の導入

オンライン面会
看護師から入院中の患者さんのご様子をお伝えするようにしていますが、やはりお顔を見られないことでのご心配は残るものです。そこで、患者さんやご家族のご不安やご心配を少しでも軽減するために、オンライン面会を開始しました。
事前予約を行った上でご家族に来院して頂き、外来別室のパソコンと病棟のタブレット端末をオンラインで繋いで面会をして頂きます。短時間ではありますが、お互いにお話をされたり、お話が難しい方にもお顔を見て声をかけて頂くことで、患者さんの様子が分かって安心したというお声を頂いています。
また、退院後の自宅での生活を具体的にイメージできるように、リハビリのご様子をタブレット端末で撮影して、ご家族に見ていただく取り組みも開始しました。
患者さんにも手指消毒の推進

病室前に擦式アルコール消毒剤を設置
当院は、全病室の入口に擦式アルコール消毒剤を設置しており、職員はもとより、患者さんにも病室への出入りの際の手指消毒をお願いしています。
また、リハビリ訓練室は入院患者さんや外来患者さんなど多くの人が交叉するエリアですので、訓練室でリハビリを行う患者さんには、リハビリ前後に必ず手指消毒を行って頂いています。
換気の徹底
全ての病室には、全熱交換器という換気システムが導入され、24時間換気を行っています。このシステムは、室内の温度を逃がさずに換気できるシステムで、個室は約20分間、4人部屋は20~40分間でほぼ全ての空気を入れ替えることが出来ます。また、廊下の窓も定期的に開放し、常に換気を行うようにしています。

職員の感染防止対策

体調の管理
全職員が日々の健康管理を行うと共に、出勤時には体温測定及び体調確認を行っており、少しでも症状がある場合には業務を休んで受診するようにしています。職員自身はもとより、同居家族に体調変化があった時にも、各部署管理者に報告し対応するようにしています。
また、同居家族の県外への訪問や県外からの来客に関しても、書面での報告体制をとることで、病院内に感染症を持ち込まないよう細心の注意を払っています。
感染防止対策の徹底
新型コロナウイルス感染症は、飛沫と接触によって感染が拡大すると言われていますので、最も重要な感染対策は、「手指衛生」と「咳エチケット(マスク着用)」です。
当院では、接触感染防止対策としてWHO(世界保健機関)の「手指衛生の5つのタイミング(①患者に触れる前、②清潔/無菌操作の前、③体液に暴露するリスクの後、④患者に触れた後、⑤患者周辺の物品に触れた後)」に沿った手指消毒の遵守に取り組んでいます。
また、飛沫感染防止については、全職員マスクを正しく装着して業務を行っています。これらの感染防止対策は、院内感染防止対策セミナーでの研修と共に、毎週ICT(感染防御チーム)のメンバーが院内ラウンドで実践状況を確認して、必要時は現場での指導を行い、徹底を図っています。
会議・研修の感染対策
10名以上の会議は、密を避けるために座席間隔を広くすることができる研修室で開催しています。会議中も換気を行い、会議終了後にはテーブル等のアルコール消毒を行っています。研修に関しては、人数制限をする或いは講義内容をビデオ撮影し各自で学習できるようにするなどして、集団での受講を減らすようにしています。
食堂・休憩室・更衣室の感染対策

食堂のテーブル配置
職場内クラスターの発生要因のひとつとして挙げられるのが、食堂や休憩室での感染です。食事中は、マスクを外しますので、近距離で会話すると感染のリスクが高まると言われています。当院では、職員食堂の椅子の配置と数を調整して対面式を止め、食事時間を分散すると共に食事中は会話をしないようにしています。各フロアの休憩室も、対面にならないようなレイアウトに変更し、休憩中でも食事中以外は常にマスクを装着して過ごしています。
また、多くの職員が交叉する更衣室は、入り口に擦式アルコール消毒剤を設置し、手指消毒を行ってから入室するようにしています。
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